アドバイザリーボード

Advisory board

日本無人航空機免許センターは、運営の諮問機関としてアドバイザリーボードを設置しています。
定期的に運営側とミーティングの場を設け、当社のビジネス展開や組織運営のあり方など、さまざまな観点で意見交換を行い、アドバイスを受けています。

バウンダリ行政書士法人 代表社員 特定行政書士

佐々木 慎太郎 氏 SHINTARO SASAKI

バウンダリ行政書士法人 代表社員 特定行政書士

佐々木 慎太郎 氏 SHINTARO SASAKI

分野
法律
プロフィール
行政書士として建設業などの根幹産業と関わる中で、2015年にドローンと出会い、飛行許可制度開始と同時にドローンビジネスのサポートを開始。2021年度は3,000件以上のドローン業務の対応をし、手続きの代行だけではなく、顧問としてメーカーとの商品開発やスクールカリキュラム監修なども手掛ける。著書に「ドローン飛行許可の取得・維持管理の基礎がよくわかる本」(セルバ出版)がある。
メッセージ
最近はテレビを見てもドローンの映像が流れない日はないというくらい、我々の生活にドローンが身近なものとなってきました。国内のドローン市場規模もうなぎ登りの予測が出ています。しかし、ドローン市場はまだ日が浅く、制度も完全に整備されていないため、法律の改正や運用変更が非常に多く、分かりづらいという側面もあります。国としても、制度を走りながら構築している最中なため、専門家でも全て最新の知識をすべて維持することは難しいと感じています。事業活動を行う上で、法律・ルールを守るということは大前提です。業務の失注や、信用を失う可能性があるためです。生活の質の向上や業務効率化など、ドローンが社会に与える価値は非常に大きく、JULCでドローンのルールを1つ1つ学び、安心して空の世界に飛び立つために、一緒に頑張りましょう。

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損害保険ジャパン株式会社
保険金サービス企画部損害調査グループ 総括主査

SOMPOリスクマネジメント株式会社
事業開発部 エアモビリティグループ 主査

高橋 良仁 氏YOSHIHITO TAKAHASHI

損害保険ジャパン株式会社
保険金サービス企画部損害調査グループ 総括主査

SOMPOリスクマネジメント株式会社
事業開発部 エアモビリティグループ 主査

高橋 良仁 氏YOSHIHITO TAKAHASHI

分野
撮影、測量、点検、防災、災害救助、警備
プロフィール
損害保険ジャパンにて自動車事故等の原因調査解析とそれに関連する研修業務に長らく従事。その過程において、2014年から高機能な調査ツールのひとつとしてドローンによる空撮をはじめとして、収集したデータを3次元化し交通事故解析シミュレーションで活用を始めた。現在は、大規模施設における保険事故や各自治体への支援の一環として、広域災害の調査をはじめ、防災訓練、山岳不明者捜索支援、各種実証実験など様々な現場で多種多様なドローンを継続して活用している。また、社会実装に向けたドローンの安全運航に関するリスクアセスメント業務なども行っている。
メッセージ
「現場の実務は教室で行う講習(訓練)とは違う」というイメージを持たれる方は多いと思います。一方で適切な訓練をせずに現場業務に従事するということは、ドローンの活用実態を考えると非常に危険であることも事実です。では何が適切な訓練なのか。私は必要な知識習得を踏まえた確かな技術力をベースとし、その技術力を現場で有効に発揮出来る技能(スキル)の習得と考えます。そこには適時適切な状況判断能力や持続性を持った正確さなども挙げられますが、短期間の訓練のみで身につくものではなく、自らが現場業務で必要な技能は何かを問いかけ向き合いながら学びを継続することも求められると考えます。また、運用の目的と手段が高度化するドローンの運航は一人のパイロットのみでは成立せず、ケースに応じて関係者と連携する体制整備も重要なポイントになります。
ドローンはその高度かつ多様な機能から、様々な異業種をも結び付け、今までにない新たなフィールドが生まれる可能性を秘めています。一方で、そのためには多くの経験と高い洞察力が重要な要素と考えます。
私は、ドローンが将来的に、より日常生活に密着したツールとなることを見据え、パイロットやドローン運航者に必要となるスキルや知識の習得および、今後ドローンにどのような活用方法が見込めるかについて、JULCとともに検討を重ね、安心、安全なドローンの発展に寄与したいと思います。

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